<
井上和香ちゃん エブリ リトル シング(5) インタビュー>
● 楽天ブックス
http://books.rakuten.co.jp/RBOOKS/pickup/interview/inoue_w/
大村あつしさん『エブリ リトル シング』舞台化 井上和香さん主演に「夢見心地」
07年5月の発売以来20万部を超えるベストセラーとなっている大村あつしさんの
連作短編小説『エブリ リトル シング 〜人生を変える6つの物語〜』
(ゴマブックス)。女優の井上和香さん主演で舞台化され、
7月11日から上演されます。大村さんと井上さんに話を聞きました。
インタビュー
−−井上さんは以前から愛読していたそうですが。
井上さん 初めて読んだのは昨年末ですが、すごく感動しました。6編の短編のうち、
特に「アフター・ザ・プロム」に登場する野球部の監督の「お前がそうして無駄に
過ごした今日は、昨日死んだ人が痛切に生きたかった明日なんだ」という言葉に
胸を打たれました。「私たちは生かされているんだ」と改めて考えさせられました。
−−原作者として舞台化の感想は。
大村さん 先日、舞台関係者の顔合わせがあり、そのときとっさに出た言葉が
「現実が夢を超えてしまったな」でした。本がベストセラーになり
「夢がかなった」と思っていたら舞台化、しかも井上和香さん主演。
一言で言えば夢見心地です。こんなに光栄なことはありません。
井上さん そんなにおっしゃっていただけるなんて、恥ずかしいです(笑)。
大村さん 小説のだいご味は頭の中でイメージできるという点ですが、
舞台のだいご味は、それを五感で感じられるということだと思います。
観客のみなさんに楽しんでいただきたいし、そういう舞台になると思います。
−−愛読書が原作の舞台に立つというのは。
井上さん 台本を開いて初めて読むというのとは違い、最初から気持ちが
入っていました。その分、余計に難しいですよね。自分が思っていることを
観客のみなさんに伝えられるか否か、プレッシャーも大きいです。でも
プレッシャーがないと成長はできないと思うので、この役には大変感謝しています。
自分が初めて本を読んだときの感動を、100パーセント以上にして、観客のみなさんに
伝えられればと思います。台本は、原作そのままではなく、アレンジが入って
いますが、でも原作が伝えたいことはきちんと盛り込んであって、「生きる力」を
読む人・見る人に感じてもらうという意味では、原作も舞台も同じですよね。
−−主人公「菜々美」はどんな女性でしょうか。
井上さん 菜々美は強い子なんですよね。弱さもあるけれど、それを隠して
生きている。それでいて自分の夢をしっかり持っていて、尊敬できる子です。
私も芸能界に入るという夢を小さいころから持っていたので、菜々美が夢を
追いかける気持がよく分かります。同時に、ときどき気持ちが折れてしまったり
「やっぱりつらいから楽な道に行きたい」という、そんな弱さにも共感できます。
−−演じるにあたって、特に力を入れている点を教えてください。
井上さん 私が演じる菜々美は大人になった菜々美です。この作品には中学生の
菜々美も登場して、これは別の方が演じます。その過程があっての大人の菜々美です。
顔も体型も年齢も違いますが、だけど観客のみなさんには同じ菜々美だと
思ってもらえるよう、その連続性、シンクロを大事にしたいと思います。
−−テレビや映画と舞台とでは、雰囲気など違いますか。
井上さん 違いますね。私の初めての演技経験は『SAY YOU KIDS』という
舞台でした。そのとき共演の方から言われたのが「一番最初に踏んだ舞台で、
(舞台を)好きになるか嫌いになるかが決まる」という言葉で、
私はというと、それ以来、舞台のとりこになってしまいました。
観客のみなさんにダイレクトに何かを伝えるのはとても難しいことですが、
その分、ダイレクトに反応が返ってくるのは、演じ手としてほかにはない喜びです。
−−井上さんの話を聞いて、原作者として感想を。
大村さん 井上さん以上の配役はありませんね。井上さんはバラエティー番組では
とても明るいキャラクターですが、女優になった瞬間、影が見え隠れするんです。
影を隠して気丈に明るく振舞う。これは本のテーマでもあるのですが、
人間は誰しも与えられた環境が違います。誰もが一番になれるわけではない。
では、一番になれなかった人は不幸なのかと言えば、そうではないと思います。
与えられた環境の中で目標を持って、それをクリアしたときの喜び。
「リトルシング」なのかもしれないけれど、幸せとはそういうものだと思います。
井上さん演じる菜々美も、際立ってスーパーウーマンというわけではありません。
普通の女性ですが、環境的な理由で影があります。そこを、
井上さん演じる菜々美が乗り越えていく姿を、ぜひご覧いただきたいですね。
−−読者に一言お願いします。
井上さん 私を含め、誰しも人には言えない悲しみやつらさを抱えていて、でも、
それに耐えて精一杯生きていると思います。そんな方々に「私たちは一人じゃない」
ということを、この作品で感じてもらえればうれしいです。
大村さん ぼくはこの本を書くとき、読者が少しでも幸せになるような作品に
なればいいなと思っていました。よく「涙の数だけ強くなれる」と言いますが、
ぼくはそうは思いません。人の心を癒やし、人を強くするのは、
ハートウォーミングなストーリーであり、温かい「気づきの言葉」だと思います。
舞台でこの物語を知った方には、ぜひ小説もご一読いただければ幸いです。
○ 楽天ブックス
http://item.rakuten.co.jp/book/4385720/
http://item.rakuten.co.jp/book/5504392/
エブリリトルシング 人生を変える6つの物語
ハートウォーミングな珠玉の6編に20万人が涙した名作「エブリ リトル シング」
(大村あつしさん著)がついに舞台化!ご自身のブログで大絶賛するほどの原作ファン、
井上和香さんが主演を務めます。今回は大村さんと井上さんの豪華対談です!
● 毎日jp
http://mainichi.jp/enta/book/kyodoInterview/news/
20080701org00m040018000c.html
大村あつし:「エブリ リトル シング」舞台化 井上和香さん主演に「夢見心地」
07年5月の発売以来20万部を超えるベストセラーとなっている大村あつしさんの
連作短編小説「エブリ リトル シング 〜人生を変える6つの物語〜」
(ゴマブックス)。女優の井上和香さん主演で舞台化され、
7月11日から上演される。大村さんと井上さんに話を聞いた。
−−井上さんは以前から愛読していたそうですが。
−−愛読書が原作の舞台に立つとうのは。
◇井上「夢をしっかり持って、尊敬できる子」
−−主人公「菜々美」はどんな女性でしょうか。
−−演じるにあたって、特に力を入れている点を教えてください。
−−テレビや映画と舞台とでは、雰囲気など違いますか。
−−井上さんの話を聞いて、原作者として感想を。
−−読者に一言お願いします。
------
プロフィール
大村あつし(おおむら・あつし)
1966年、静岡県生まれ。96年「Excel95で作るVBAアプリケーション」
(エーアイ出版)を刊行。その後「かんたんプログラミングExcel2000
VBA」3部作(技術評論社)などを発表。小説に「エブリ リトル シング 〜人生を
変える6つの物語〜」(ゴマブックス)「無限ループ」(幻冬舎)などがある。
井上和香(いのうえ・わか)
1980年、東京都生まれ。02年秋デビュー。04年に「第41回ゴールデン
アロー賞・グラフ賞」を受賞。ドラマ・バラエティ・映画・CMなどで幅広く活躍。
代表作に「鬼嫁日記」(フジテレビ)「オトコマエ!」(NHK)ほかがある。
現在、主演映画「コラソンdeメロン」が公開中。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
● Yahoo! JAPAN ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080703-00000014-maiall-ent
井上和香 「陰影の魅力」に原作者ほれぼれ 初主演舞台「エブリ リトル シング」
20万部を超えるベストセラーの連作短編小説「エブリ リトル シング 〜人生を
変える6つの物語〜」(ゴマブックス)が、7月11日から舞台化されるのに先立ち、
主演女優の井上和香さんと原作者・大村あつしさんが対談した。原作の愛読者だった
という井上さんは「自分が初めて読んだときの感動を100パーセント以上にして、
観客のみなさんに伝えたい」と意気込みを語り、
大村さんは「井上さん以上の配役はない」と太鼓判を押した。
小説「エブリ リトル シング」は、07年5月に出版され、ひたむきに生きる
主人公たちの姿が若い読者を中心に共感を呼んだ。あえて5本足のクワガタを
買う少年を描いた「クワガタと少年」に始まり、その少年の行動が、
やがて夢や存在意義を失いかけた人々を巻き込み、勇気づけていく様子を追う
「アフター・ザ・プロム」「ボクはクスリ指」など、全6編で構成されている。
舞台ではこれらをAパート・Bパートに分けており、井上さんはAパートの1作
「ビジネスカード」で、夢と現在の自分との間で葛藤する社会人「菜々美(ななみ)」
を演じる。「私も芸能界に入るという夢を小さいころから持っていたので、
彼女の夢を追いかける気持がよく分かります」と、自分自身と役を重ね合わせる
井上さん。一方、大村さんは原作者の立場から、「(井上さんは)女優になった瞬間、
影が見え隠れするんです」と魅力を分析し、「菜々美は普通の女性ですが、
環境的な理由から影があります。そこを井上さん演じる菜々美が乗り越えていくとき、
観客のみなさんと舞台とが一体化すると思う」と期待を隠せない様子だった。
04年の初舞台「SAY YOU KIDS」以来の舞台となる井上さんは、
初主演について「プレッシャーも大きいです。でもプレッシャーがないと成長は
できないと思うので、(今回の役に)たいへん感謝しています」と、決意を見せた。
舞台「エブリ リトル シング」は7月11〜20日、
紀伊國屋サザンシアター(東京都渋谷区千駄ケ谷)で公演。
チケットは全席指定。前売り4000円、当日4500円。
○ 初主演舞台の意気込みを語る井上和香さん
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080703-00000014-maiall-ent.view-000
関連ブログ : 井上和香ちゃん エブリ リトル シング(4) 主演で舞台化
関連ブログ : 井上和香ちゃん エブリリトルシング(3) 初主演舞台で初ウエディング姿
関連ブログ : 井上和香ちゃん エブリ リトル シング(2) チケット先行予約
関連ブログ : 井上和香ちゃん エブリ リトル シング(1) 舞台公演出演
井上和香ちゃん ファンサークル♪♪ ページのトップへ(戻る)
井上和香ちゃん ファンサークル♪♪ ブログのトップへ(最新記事へ)
くる天ランキング
←応援してね! 井上和香ちゃん ファンサークル♪♪ 過去記事 目次