● 「徳川風雲録」 (テレビ東京 1月2日 [水] 14:00〜23:55 放送) より
http://www.tv-tokyo.co.jp/fuunroku/
出演 〜 徳川吉宗:中村雅俊 、吉宗側室 お須磨:井上和香 、
大岡越前守忠相:石黒 賢 、山内伊賀之介:内藤剛志 、
竹姫:田中美里 、長福丸:小室優太 、 他 。
【 吉宗が、大岡越前守を用水工事現場に招く。 須磨も吉宗に同行。】
吉宗 : 越前、折を見てぇ わしの下で働いてみる気はないか? 用水路の普請
この通り総力を挙げて進んでおる。 この二つの用水が完成すればぁ、
我が藩の台所も少しは楽になる。 十年先二十年先と言う
長い目で見た時、二十万両から八十万両の蓄えは出来ておる筈だぁ。
大岡 : 越前 唯々 感服仕りましたぁ! 恐らくは、そこ迄のお見通しを持って国を
治めるおる御領主は、何所にも居らんでしょう。 恐れ乍、殿には紀州では
小さ過ぎまする。 御無礼を承知で申しますればぁ、殿には一紀州ではなく
天下丸ごと御治め頂きたく存じます。 その時が参りましたら、この越前
何所に居りましても、必ず御前に馳せ参じまする。
吉宗 : はっはっはっは ま 左様な事はあるまいが、越前 覚えておくぞ。
【 そこへ、吉宗を敵として付け狙う山内伊賀之介が現れて、須磨を人質に捕る。】
須磨 : ァ!? ハァ!!
吉宗 : 伊賀之介ぇ!! どうして此処へ?
山内 : 貴様がこの世に居る限り、 伊賀之介は何所へでも現れる。
【 大岡忠相が、山内伊賀之介に挑もうとする。】
吉宗 : 待てぇ!! この男は尋常ではない!
山内 : (太刀を抜いて) 吉宗、どうする?
(須磨に太刀を当てて) 女を殺すか? 貴様が死ぬか? 大小を外せ!
吉宗 : 貴様〜ぁ!
山内 : 早くしろ、 女が死ぬぞ。
吉宗 : 待てぇ! 伊賀之介。 (刀を外して、伊賀之介の前に放る)
山内 : それで良い。 (吉宗の刀を、崖下に蹴り落とす)
【 伊賀之介が須磨を楯にしながら吉宗ににじり寄り、丸腰の吉宗に斬り掛かる。】
山内 : うあ〜っ!!(太刀を振る)
吉宗 : ぁっ! あっ(太刀を避けるも、左腕に斬り傷を負って、仰向けに倒れる)
大岡 : 殿〜! (吉宗に、太刀を放って渡す)
吉宗 : (太刀を受け取って、伊賀之介に反撃)
山内 : (吉宗の太刀を避けた時に、足を踏み外して崖下の川に転落)
大岡 : 殿〜!
吉宗 : ぅん(太刀を大岡に返す)。 お須磨、 大丈夫か?
須磨 : はいっ! (吉宗が腕に傷を負ったのを見て) 殿〜!
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【 須磨が、吉宗の傷の手当てをする。】
須磨 : 私の為に、 申し訳御座いません!
吉宗 : っはっは 気にするなぁ 大した事はない。 ゥ〜 それより
わしの不覚からぁ、お前を危ない目に遭わせたぁ、 すまん。
二度とないようにする、 許して呉れ。
須磨 : (優しい言葉を掛けられて、吉宗の背に頬を寄せる)
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【 江戸紀州屋敷で、吉宗正室・理子 死去。】
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【 翌年春 江戸紀州屋敷に、須磨が吉宗を訪ねてやって来た。】
吉宗 : お須磨ぁ! ァ〜 (^^) (須磨のお腹を見て)お前!?
須磨 : 稚児で御座いまする、 内緒にしておりまして、
申し訳御座いませんでした。 だってぇ、 恥ずかしくてぇ〜!
吉宗 : ぉぅ っほ はっはっはっはっは (^^) はっはっはっはっは (^^)
【 半年程して、吉宗に始めての男の子が誕生する。
吉宗嫡男 長福丸(ながとみまる)後の九代将軍・家重 】
・・・
吉宗 : (須磨の手を取って) お須磨! 出かしたぞ、 お須磨! (^^)
出かした!

須磨 : はい! ゥ 嬉しゅう御座いまする。 ゥ ハァ! ァ〜! (^^)
吉宗 : (^^)
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【 六代将軍 徳川家宣 死去。 七代将軍 徳川家継の治世に。】
【 七代将軍 徳川家継 死去。 徳川吉宗が八代将軍になる。】
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【 長福丸が、馬形遊具に乗って遊ぶ。】
須磨 : ぁはは あ! 上手 上手〜〜ぅ! (^^)
・・・
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【 須磨が千賀から、吉宗が大奥に眉目麗しき選りすぐりの美女、
五十人の名簿を提出する様に指示した事を聞く。】

須磨 : 何!? 上様が五十人の女子を!?
千賀 : はぃ。
須磨 : ハァ 吉宗様は、この私の他に その五十人の女子を、
新しく 側室にお迎えなさる御積もりなのであろうか?
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【 吉宗が須磨や長福丸、そして招いた御三家などと、曲芸を見物。】
・・・
長福丸 : 綺麗ですね、父上!
吉宗 : ぁぁ〜 はっはっは (^^)
・・・
長福丸 : 父上〜 凄いですねぇ! 凄い 凄い! (^^)
吉宗 : ほっほっほ 凄いな はっはっは (^^)
・・・
長福丸 : 父上〜?
吉宗 : ぅぅん。(尾張の徳川通春の方に気が向いていて、空返事)
長福丸 : 父上?
吉宗 : (通春に気が向いていて、返事なし)
【 父親に話掛けても返事がないので、寂しそうな表情の長福丸。】
竹姫 : (その長福丸を見て) 若様?
長福丸 : ぅん?
竹姫 : (蜜柑を) 召し上がりますかぁ?
長福丸 : ぅん!
・・・

須磨 : (長福丸と長福丸を気に掛けて呉れる竹姫を、微笑ましく見る)。
・・・
加納 : 上様は何故 (通春の)あの様な無礼に御寛大なのか?
千賀 : 上様は あの通春様に、我が子天一殿の 御姿を重ね合わせておられるのかも。
・・・
【 尾張六代目藩主 徳川継友が脳卒中で急死、通春が宗春と改名し尾張七代藩主に。】
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【 馬場 】
長福丸 : はい! はい! はい! ・・・
須磨 : あの子は、お父上が大好きなのです。 でも、上様はご多忙で
中々構って貰えません。 ああして、上様のお好きなお馬を覚えれば、
御一緒に連れて行って貰えるものだと、 あの様に一生懸命に!
竹姫 : んまぁ〜!
長福丸 : 母上〜! 竹姫〜!
須磨 : 気を付けるのですよ! (^^)

【 雲行きが怪しくなる。】
長福丸 : どうじゃ? 上手くなったじゃろう?
これなら御父上が 褒めてくれるかぁ?
須磨 : 長福丸! もう止めなさい! 中へ入りましょう。
長福丸 : 嫌じゃ! わしはもっと上手くなるぅ!
【 天候が急変し、雷鳴が轟く。】
須磨 : あっ!!
【 馬場の庭木に落雷。 長福丸の乗った馬がその落雷に驚き、暴れ出す。】
長福丸 : うわぁっ!
須磨 : あっ!!
長福丸 : 母上〜!!
竹姫 : はぁっ!!
長福丸 : 母上〜!!
竹姫 : 若様!
須磨 : 長福丸!! 誰かぁ 誰か 馬を!!
長福丸 : 母上〜!!
須磨 : 長福丸〜!! (馬場に駆け出す)
長福丸 : うわ〜ぁ!! (暴れ馬から、落馬)
須磨 : 長福丸〜!! 長福丸〜!!
(長福丸に駆け寄って、抱き起こそうとする) しっかり〜〜ぃ!!
【 暴れ馬が後ろ足で立ち上がって、須磨の方を襲おうとする。】
須磨 : あ〜っ!!
【 須磨が咄嗟に、長福丸を自分の体で覆う。 その上に暴れ馬が、前足を落とす。】
竹姫 : お方様ぁ〜!! (馬に乗られて倒れた須磨に、駆け寄る)
お方様、しっかりぃ!! お方様ぁ〜!!
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【 吉宗が戻り、床の須磨の横に。】

須磨 : 上様 ァ〜 申し訳ありませぬ、ァ〜 私の 私の...
吉宗 : もぅ 言うな、 お須磨。 これは わしの所為だ、
若は わしと遊んで貰いたがっておった。 分かっておったのに
わしは ゥ〜 若が必死に馬の稽古をしておるその時に、 わしは
他所の若者と馬を走らせておった。 ゥ〜 すまん 許して呉れ!
須磨 : 上様。
千賀 : 若君は落ち着かれました。
二 三日お休みになられれば、元通り お元気になられると。
須磨 : 良かった...
【 須磨が息を引き取る。】
吉宗 : お須磨! お須磨!!
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