● 「素敵な宇宙船地球号」 (テレビ朝日 2月3日 [日] 23:00〜23:30 放送) より
http://www.tv-asahi.co.jp/earth/midokoro/2008/20080203/index.html
予告動画
http://www.tv-asahi.co.jp/earth/midokoro/2008/20080203/earth_233_300.asx
出演 〜 ナレーター:春風亭小朝 、 ナビゲーター:井上和香 。
『 「大都会の緑のカプセル」 〜地球にやさしいゴルフ場とは?〜 』
【 かつて、「自然破壊」の代名詞とさえいわれたゴルフ場。都心周辺から自然が消え
た今、ゴルフ場は「自然に囲まれた気持ちがいい場所」として見直されています。】
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【 小朝 : 昨年は話題も豊富で、ブーム再来かと言われているゴルフですが、
おやっ!? 女子プロかと思いきや、 あっ 和香ちゃんじゃないですか!
フェアウェー 真ん真ん中! 】

和香 : ハァ〜! やっぱり緑って 気持ち良いですよねぇ〜! (^^)
東京生まれの私にとっては、自然と触れ合う機会が少なかったんです。 でも
ゴルフ場は、沢山の木々や池があったり、鳥の鳴き声なども聞こえて来ます。

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【 神奈川県川崎市にある「川崎国際生田緑地ゴルフ場」。住宅に囲まれた市街地に
あるゴルフ場です。もともとは、昭和22年、アメリカ軍のために作られたそう。
現在は市営のゴルフ場として使われています。
こうして造られた「自然と共生するゴルフ場」には、
オシドリが暮らす野鳥たちの楽園として、「滝沢の池」が残されています。林の中には
タヌキの親子も姿をみせます。フクロウやキジも。土の中にはミミズがいて、ミミズを
狙って集まってきたモグラが、時折コースに穴をあけてしまうこともあるとか。
普通のゴルフ場なら駆除してしまうところですが、そこは、自然にもモグラにも優しい
ゴルフ場。ここには、昔、里山にいたような生き物たちが、生き延びているのです。】
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【 小朝 : ゴルフ場の中を流れる小川の水も、驚くほど綺麗なんです。 】
和香 : 凄い 綺麗ですねぇ!
総支配人 : ここにはね、絶滅危惧種の「ホトケドジョウ」もいるんですよ。
和香 : ぇっ! 絶滅危惧種!?
総支配人 : ぇぇ ぇぇ。

和香 : の 「ホトケドジョウ」がいるんですか!
総支配人 : は〜い!
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【 「滝沢の池」からは、コースを縫うように小川が流れています。
小川は、ゴルフ場の外を出て、近隣の住宅地につながっていました。
ゴルフ場の隣に広がる豊かな森林は、「とんもり谷戸」と呼ばれています。】
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和香 : あっ! 綺麗な湧き水が、滲み出てる〜ぅ!
ぁ〜!
これが、ゴルフ場から滲み出てるんですもんねぇ〜!
【 小朝 : そうなんですよ。 】

和香 : ぁ〜〜! (小川の水が)透き通ってて 綺麗! ァ!
【 小朝 : この川には多くの生き物達が棲んでいます。
その一つが「ホトケドジョウ(絶滅危惧種 IB 類)」。 湧き水のある
綺麗な場所でしか生きていけない、珍しく繊細はドジョウです。 】
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【 この森、一時は人々から忘れ去られ、荒れた竹藪になっていましたが、
地元の人で結成する「とんもり谷戸の自然を守る会」によって再生されました。
昭和22年当時、ここの地区には約40戸の集落がありました。「滝沢の池」を
水源としたのどかな田園風景に、突然ゴルフ場の話が持ち上がったのです。
住民たちは、代々受け継いできた田畑を手放すのに抵抗感もありましたが、
自然にやさしいゴルフ場を造ることを条件に、最後は開発に同意したのです。
「とんもり谷戸の自然を守る会」では、ホタルを育てる活動もしています。ゴルフ場の
小川に、ホタルの幼虫の餌となるカワニナも放流し、この夏にはホタルを甦らせること
に成功しました。しかし、ゴルフ場内を流れる川は、途中、暗渠となっているため、
ホタルの生息区域を広げるにも限界があります。そんなとき、ゴルフ場では小川を造る
計画が持ち上がっていました。そこで、住民とゴルフ場が一緒になって小川造りが
始まったのです。これまで暗渠だった流れが小川になれば、ホタルが暮らせる環境を
広げることができる、住民たちの期待が集まったプロジェクトが始まりました。】
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【 皮肉なことに、今や都市部ではゴルフ場は緑が残る貴重な場所。
ゴルフ銀座として名高い千葉県では、周辺環境に配慮し、1990年、ゴルフ場の
無農薬宣言をしました。一時は芝生保護のために使う大量の農薬による、汚染が
問題になっていましたが、県は環境に優しく、農薬を使わずとも1年中青々する
芝の開発に成功したのです。画期的な新種は、千葉の頭文字をとって「CY2」と
名付けられました。芝は生長する過程で大量の二酸化炭素を取り込み酸素を
供給することで、ゴルフ場に酸素豊かな気持ちがいい環境を実現しています。
かつて、無秩序な乱開発があったのも拭い切れない事実です。】
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【川崎国際生田緑地ゴルフ場のすぐ隣には、緑豊かな生田緑地の森が広がっています。
民家園や美術館など、多くの人々が訪れる川崎市民の憩いの場です。今、川崎市では、
生田緑地とゴルフ場を基点とし、多摩丘陵から三浦半島にかけて緑の回廊を広げていく
計画が動き始めています。動植物の生態系を守っていこうとしているのです。これまで
は、ゴルフをしない人にはどうもマイナスイメージの先行していたゴルフ場ですが、
利用者を多角化することで、親しみやすく好感の持てる場所になるかもしれません。】
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和香 : ゆっくりと時間を掛けて、緑のカプセルになっていたゴルフ場。
日本中のゴルフ場が、緑を増やす事が出来たら、
温暖化防止に貢献出来るのかも知れません。
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【 壊した自然を元に戻すことはできませんが、時を重ね、緑のカプセルになった
ゴルフ場。今、そこに残された自然を有効活用することが問われています。】
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