● 「水曜ミステリー9 ブランド刑事3 〜偽ブランド和牛殺人事件〜」
(テレビ東京 7月30日 [水] 21:00〜22:48 放送) より
http://www.tv-tokyo.co.jp/mystery9/080730/index.htm
出演 〜 桐原真実(警視庁大塚東署・ブランド刑事):東ちづる、
柳井正太郎(警視庁大塚東署・ブランド刑事):金子貴俊。
草野花子(草野家三女・正太郎の幼馴染み):井上和香、
柳井麗子(正太郎の祖母・置屋『柳井屋』女将):銀粉蝶、 他 。
【 西伊豆 〜 土肥温泉の露天風呂 】
桐原 : (石垣の上方にある、女湯で) 西伊豆〜 土肥温泉〜 最高〜!
柳井 : (石垣の下方にある、男湯で) こんな事してて、いいんでしょうかぁ〜?
こんな所でサボってんのがばれたら〜 また課長に怒られちゃいますよ〜!

桐原 : だから〜 静岡県警から協力要請があって、来れたんじゃな〜い!
ゥァ〜ァ こ〜んなチャンス、滅多にないんだからね〜ぇ!

花子 : (たまたま 女湯で桐原と居合わせて、石垣の下方の男湯に居る、
桐原の話相手の柳井刑事を、何やら見覚え有り気な様子で見ている。)
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【 ホテルのロビー 】
桐原 : 正太郎〜! 今の時期 山女が最高なんだってぇ〜!
柳井 : そんなの食べてたら、今日中に東京 戻れません!
桐原 : 折角来たんだから、一泊位しないと〜!
柳井 : でも 全部 経費で落ちませんよ! ほら 帰りますよ!
桐原 : ぅ〜ん また そんな固い事言っちゃってさぁ?
柳井 : ぇ だって!?
【 その時、露天風呂で居合わせてた花子が、柳井に声を掛けて来る。】
花子 : 正ちゃ〜ん?
桐原 : ぁっ 先の?
柳井 : ァ ぁっ ぁの 何方様でしょうか?
花子 : やぁだぁ!? 忘れたのぅ? 私よぅ 花子〜!
柳井 : はぁ〜! ァ 花ちゃ〜ん!!
花子 : うん〜! ぅっふ ゥ〜 (^^) 正ちゃん 見違えたぁ〜!
凄っく男らしくなってぇ〜! ぅっふふふ (^^)
桐原 : ぁ 「男らしく」!?

花子 : (柳井が、桐原と一緒に居るのを見て) 彼女?
柳井 : へぇ〜〜!!
桐原 : へぇ〜〜!!
柳井 : えっ ちょっ まさか!!? ぁ 先輩の 桐原真実さん!
花子 : ァ
桐原 : どうも 初めまして... (^^)
柳井 : ぁ こちら 幼馴染みの 草野花子さんです。
桐原 : ぇぇ〜っ! (^^)
花子 : 初めましてぇ...
桐原 : ぇ 草野さん? 草野って 聞いた事ある?
花子 : ぁ 家〜 この近所で割烹旅館 やってるんです。
桐原 : あぁ〜! そぅ その草野さん! ぇぇ ぇ〜っと
(旅行ガイド本を開いて)あったぁ 「草野」! 老舗の割烹旅館で、
美しい庭園や温泉も然る事ながら、自慢の目玉はこれ!
柳井 : 「土肥牛のステーキ懐石」。
桐原 : 土肥牛と言えば、食べるダイヤモンド。
東京で食べると、ステーキだけで一人 三万円はするからね!
柳井 : 三万!!
桐原 : それが草野だと、コースで土肥牛が一万五千円で食べられんのよ、ねぇ〜!
ぇ ちょっと待ってぇ 正太郎の 幼馴染み?
って事は ここ あんたの〜ぅ?...
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【 桐原と柳井と花子の三人が、歩いて柳井の実家に向かう。】
桐原 : ったく〜 実家があるなら 早く言いなさいよねぇ〜!
どうせ また 私が、居座るとか思ったんでしょ〜う?
花子 : ぅっふふ (^^)
柳井 : ぃゃ〜ぁ 僕も、ずっと居座わりたい気分で〜す。(^^)
桐原 : はぃ?
(柳井の視線が花子に注がれているのを見て、頷きながら) そう言う事か!

柳井 : ぁ そうだ 桐原さん、!
桐原 : はぃ。
柳井 : ぁの 実家と言えば 言い忘れてましたけど、ぁの 家ってですねぇ ぁの...
【 三人が柳井の実家の近くに来た所、芸者達が柳井を見付けて駆け寄って来る。】
芸者達 : 正ちゃ〜ん! 正ちゃんじゃないの〜ぅ!
柳井 : (手を振りながら) はぁ〜〜ぁ!! (^^)
芸者達 : 正ちゃん 元気だった? 久し振りだったの〜! ・・・
【 芸者達が、柳井を 置屋『柳井屋』の方に引っ張って行く。】
桐原 : 何なの 一体??
【 芸者達に引かれた柳井正太郎が、実家の置屋『柳井屋』の玄関に着くと、
中から柳井正太郎の祖母の柳井麗子(置屋『柳井屋』の女将)が、迎え出る。】
麗子 : ぁら 正太郎! お帰り。
桐原 : !
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【 桐原と花子が、柳井正太郎の実家の置屋『柳井屋』に上がる。】
芸者 : 名物の「さざえ最中」です。
麗子 : どうぞ。
桐原 : ああ! 有難うございます。(^^)
ぅゎ〜ぁ さざえの形〜! 頂きます〜〜ぅ (^^)
麗子 : どうぞ 召し上がって。(^^)
桐原 : 御祖母様なんですね、私 てっきりお母様かと!
麗子 : いやですよ〜ぅ!? おっほっほ (^^)
正太郎の母親もね、家で芸者やってたんですけど、
十年前 パリに置屋を作るって、あっち行った切りでぇ〜
桐原 : へぇ〜ぇ!
花子 : 結局、麗子さんや芸者の皆が、正ちゃんの親代わりだったんですよね!
麗子 : ぇぇ ふっふ (^^)
【 そこに、芸者達と戯れ合いながら、柳井正太郎が戻って来る。】
・・・
柳井 : あ いい もう あっ 助けてぇ〜 あ!
柳井 : も〜う!! ハァ〜 ハァ
麗子 : ぅっふ (^^) 桐原さんのお噂は予々! ブランド物のバッグや時計、
ワインや宝石、羽毛布団まで、偽物は決して許さないって。
桐原 : ぁぁ ぃぇ ふふ ぁの 本当は予備鑑定捜査員の仕事は、特定のブランド
バッグや時計を調べる事なんです。 それが 何時の間にか、私達は
色んな物の鑑定を頼まれる様になって、(柳井正太郎に)ね ぇ〜?
柳井 : ハィ。(^^)
麗子 : ぁ そうですか ぁはは (^^)
桐原 : ぇぇ ぅふ〜 (^^)
花子 : あの 桐原さん?
桐原 : はいっ?

花子 : ぁの 草野を 調べて貰えませんか?
桐原 : 草野!?
花子 : 実は〜 一ヶ月前に こんな手紙が届いて (桐原に渡す)
桐原 : ゥン?
柳井 : 「草野の看板に偽りあり」、 どう言う事?

花子 : ゥン 意味は よく分からないの、 でも 何か問題が起きてからじゃ〜
死んだ父が残した「草野」が...
麗子 : 花ちゃんのお父さんは、草野の先代主人でね。 板前としての腕も一流で
伝説の料理人ってぇ、 言われてたんですよ。
花子 : 父は、本当に草野を愛していました。 草野が有名なったのも、
父の料理の腕が評価されたからなんです。 なのに...
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【 その時、芸者の弥生と峰子が、揉め始める。】
弥生 : (腕を掴んで) 峰子!! あんた、よく私の前に 顔出せたねぇ!?
峰子 : 離してよ!
芸者 : 止めなさいったらぁ!!
麗子 : ちょっと〜〜ぅ!? 何やってんのよ〜ぅ?
弥生 : 峰子が私のぉ客 盗ったんですぅ!!
麗子 : ぇぇっ?
芸者 : 峰ちゃ〜ん! 弥生ちゃんは あんたの姐さんよ!
そのお客を盗るなんて、 許され無い事なの!
峰子 : あっちが ちょっかい出して来たの!
弥生 姐さんには、色気が足りないって。
弥生 : あんたぁ〜 喧嘩 売ってんの〜ぅ!?
峰子 : いぃ〜え! 弥生 姐さんみたいに 暇じゃないんです、
ほな 行ってきます。
麗子 : 峰ちゃん?
弥生 : 何よぅ!!
桐原 : コワィ!
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【 峰子が名札を裏返して 出て行った後の、静かになった置屋「柳井屋」。 】
柳井 : 花ちゃん!
花子 : ぅん?
柳井 : 草野の事は、僕に任せて!
花子 : 本当!?
柳井 : ハィ! (^^)
桐原 : 本当?? ァ!
花子 : ァ 唯〜 手紙を調べるってぇ〜 お姉ちゃんに 言わないで欲しいの!
桐原 : ぅん?
花子 : 変に 噂になるといけないから、 他人に言っちゃ駄目だって。
柳井 : ァ 分かったぁ! ぁの もう 何も心配いらないからね! (^^)
麗子 : あら やだ!? 雨よ 雨! ね 正太郎 ほら 洗濯物 ほら ね!
柳井 : はぃはい〜!
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【 その夜、芸者の峰子の顔見知りと思われる者が、峰子の行く手に立ち塞がる。】
峰子 : 何よ? あんたなの! どいて、次のお座敷に遅れるじゃない。
【 無視して通り過ぎて行く峰子が、後ろから何かで頭部を強打されて、倒れる。】
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